そろそろ、Ubuntu 12.10 が登場する時期となりました。
しかし、それをよそに、Ubuntu 12.04 に Androidの開発環境の構築しましたので、そのインストール記録を公開します。
以前、当ブログで Ubuntu 11.10 に Androidの開発環境を構築しました。(以前の記事:ubuntu 11.10 に Android 開発環境を構築)
その時の手順と何か違いはあるのでしょうか?
結論を先に書くと、インストールの手順の違いはありませんでした。
よって今回は画像付きで分かりやすくインストールの手順を紹介します。
今回、インストールするものは、
- Java JDK
- Eclipse
- Android SDK
- Android Development Tools(Eclipse Plug-in)
1. Java JDK のインストール
Android Developers には sun-java6-jdk が進められていますが、(http://developer.android.com/sdk/installing/index.html)今回も、ソフトウェアセンターから openjdk-6-jdk を virtualvm アドイン付きでインストールします。
2. Eclipse のインストール
続いて、ソフトウェアセンターから Eclipse をインストールします。特に注意事項はありません。さらに、以下の記事を見て、Eclipseを日本語化すると良いでしょう。
Ubuntu 11.10 上で Eclipse の日本語化
3. Android SDK のインストール
続いては、Android SDKのインストールを行います。公式サイト http://developer.android.com/sdk/index.html からダウンロードします。
ダウンロードしてきたファイルを以下のコマンドで展開します。
$ tar -xzvf android-sdk_r20.0.3-linux.tgz展開されたら、以下のコマンドで /optディレクトリに移動させます。
$ sudo mv android-sdk-linux /optパッケージを移動後、以下のコマンドでパスをシェルに通します。
$ vi .bashrc
// 次の文を追加
export PATH=${PATH}:/opt/android-sdk-linux/tools
$ source .bashrcまた、信頼できるかどうかは不明ですが、https://launchpad.net/~upubuntu-com/+archive/devel にUbuntu のパッケージもあります。
4. Android Development Tools(Eclipse Plug-in)のインストール
Eclipse を起動し、[Preferences] -> [Install/Update] -> [Available Software Sites]を選びます。選んだら、以下の2つのURLを追加します。
https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
http://download.eclipse.org/releases/indigo/
続いて、[Help] -> [Install new software...] を選択し、「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」を選び、
しばらくすると[Development tools]が出てくるので、チェックを入れて、[Next]をクリックします。クリックすると、インストールが行われます。
インストールが完了すると再起動を求められるので再起動します。
再起動すると、SDKをインストールする、もしくはインストールしたディレクトリを指定するウインドウが出てくるので、
[Use existing SDKs]にチェックを入れ、インストールしたディレクトリ[/opt/android-sdk-linux]を指定します。
指定した後、Android SDK Managerが起動し、インストールできるパッケージの一覧が表示されるので、
Toolsと必要なバージョンのものにチェックを入れ、[Install packages]からインストール。
途中で、 MOTODEVの登録を求められるが、キャンセルで飛ばします。長いダウンロード時間・インストール時間がかかったら完了です。
以上。