2013年10月29日

IronRuby を組み込んだテキストエディタ masoojer のαバージョンをリリース

開発中のテキストエディタ masoojer のαバージョンをリリースしました。


購入

ご購入は Gumroad からお願いします。
バージョンアップした場合には、Gumroad購入者の方から優先してダウンロードできるようにする予定です。
また、バージョンアップの際には、メールにて通知させていただきます。


ダウンロード

ご購入の他に

ご感想・ご要望をぜひ Twitter, Google+, Facebook でお知らせください。
ハッシュタグは #masoojer でお願いします。

読み込むRubyスクリプト

masoojer.exe と同じディレクトリの setting.rb 、
Environment.SpecialFolder.CommonApplicationData 配下の \masoo\masoojer\setting.rb
を読み込みます。
ファイルは今回のバージョンでは存在しませんが、
Environment.SpecialFolder.ApplicationData 配下の\masoo\masoojer\setting.rb
もファイルがあれば、読み込みます。

日本語化も setting.rb で

以下のコードを書き込むと、メニューの日本語化がとりあえずできます。
見ていただくとわかる通り、IronRuby での .Net オブジェクトへのアクセス方法そのままです。


# -*- coding: utf-8 -*-

require 'System, Version=4.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089'

DotNetString = System::String

menu.Items[0].Header = DotNetString.new("ファイル(_F)")
menu.Items[0].Items[0].Header = DotNetString.new("新規(_N)")
menu.Items[0].Items[1].Header = DotNetString.new("開く(_O)")
menu.Items[0].Items[2].Header = DotNetString.new("保存(_S)")
menu.Items[0].Items[4].Header = DotNetString.new("終了(_E)")
menu.Items[1].Header = DotNetString.new("編集(_E)")
menu.Items[1].Items[0].Header = DotNetString.new("元に戻す(_U)")
menu.Items[1].Items[1].Header = DotNetString.new("やり直し(_Y)")
menu.Items[1].Items[3].Header = DotNetString.new("切り取り(_T)")
menu.Items[1].Items[4].Header = DotNetString.new("コピー(_C)")
menu.Items[1].Items[5].Header = DotNetString.new("貼り付け(_P)")
menu.Items[1].Items[6].Header = DotNetString.new("削除(_D)")
menu.Items[2].Header = DotNetString.new("表示(_V)")

エディタコーポネントにもアクセス可能

エディタコーポネントの AzukiControl が azukiControl というインスタンスでアクセス可能です。
例えば、エディタ部分のフォントを変更したい場合、

azukiControl.FontInfo.Name = "MS ゴシック"

と入力するとエディタを立ち上げ直した時に変更されます。

今後の予定

テキストエディタとしてよくある機能の実装とエディタへのRubyでのアクセスのしやすさの開発を行いたいとおもっています。
開発費として使用しますので、ぜひご購入をお願いします。
masoojerのご購入